Entries
ある日、テント張って寝ようと思ってたんだけどちょっと肌寒い感じで、
風邪ひくぐらいならと近くで一番安い温泉宿に投宿。
夕食後に風呂に入った時はジジババだらけ。さっさとあがってビール飲んで寝た。
が、夜中(といっても0時すぎぐらい?)に目が覚めて、もう一度風呂に。
いわゆる湯小屋の脱衣所で服を脱ぎ、タオル片手に浴室のドアを開けようとしたら
なぜか開かない。何度かドアをガタガタさせていたら、中からゴメンナサーイという声。
そしてドアが開いた。鍵をかけていたようだ。
浴室にはハタチ前後の女性が2人。「すみません、鍵かけちゃってましたー」とのこと。
「あ、女性だけだったんですね。じゃあ僕はあとからにします」と言って帰ろうとすると
「混浴なの分かってて入ってるんで問題ないですー、どーぞー」と。
私は1人で飲んでいた
なんて艶かしいワインなんだろう…?すっかりえっちな気分に…なってしまっていた・・・視線を感じる…?
向こうでこれまた1人で飲んでる男性だ一瞬目が合った…私はどんな目をしていたのだろう…?どんな表情を…?
ここはいつも飲んでいる店ではない知り合いもいない・・・ちょっとドキドキしていたら…彼が近づいてきた…!
お1人ですか?「…は・・い・・」
警戒をしつつもこたえてしまった…「よかったら…」お決まりの文句
彼はなにか軽いものを飲んでいたようだ
なぜだかそんなに嫌な気がしない人だった
軽い会話、きれいな指、仕草…少しの時間の間に魅了されそうになっていた
いけない、と思い「私、そろそろ…」と言い出す
そうですか、では僕も…。よかったらご馳走させてください」
「いえ、それは…とんでもない…」
でも、ちょっとラッキーと思い結局ご馳走になる
を出て…エレベーターに乗る「僕は宿泊してるので…」
「そうでしたか。今日はすっかりご馳走になってしまって…