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それを満たすには十分だった。
決して美人ではなかったが、惚れた弱みというのか、尽くすタイプと言っていいのか、次々にいろんなことを受け入れてくれた。そんな彼女が俺が買い物をしている目先5mのところに男性といた。たぶん旦那のようだった。別れてもう30年位まえであったが決して見間違うこともなかった。少しして俺に気が付いた。眼があったのは3分間位だったろうか。それから3分ほどして俺は自分の車を停めてある駐車場にゆっくり歩いて行った。
時々振り返るとかなり後ろからついてきているようだ。車の傍ではっきり俺が車に乗るのを見ているはずだと確認してから、車に乗り、じっと待っていた。それから俺はバックミラーとルームミラーで彼女がちかずいてくるのを確認した。小さくドアがノックされた。さっとドアを開けるとすぐに助手席のシートを倒し、車を動かした。駐車場をでてからシートを起こし、やっと一言「ずいぶんとひさしぶりだね」と。
帰省して3泊4日で暇だったオレは近くの書店に行った。
そこで立ち読みしているJ子(元カノ)を見つけた。
おっと思い声をかけようとした時、よく見るとJ子は週刊誌のセックスネタを熱心に読んでいた。
田舎の昼間の書店なんてそんなに人が居るわけではないので堂々と読んでいたが、そんなJ子を見てオレはムラムラしてしまった。
少し離れて見ているとJ子が帰ろうとしていたので慌てて声をかけた。
「よぉ!J子久しぶり!」
J子は一瞬驚いた顔をしたが、すぐにいつものように返事をした。
「あれ?里帰り?ひさしぶりぃ!!」
約2年ぶりに会った事でお互い話したくなり、すぐ側の神社の境内で散歩がてら思い出話に花を咲かせた。
「ひどいよね!遠距離が無理だから別れようとかさ。向こうに行ってみてから決めれば良かったじゃん!」
「あの時は、それくらい気合いが入ってたっていうかね!」
などと、くだらない話をしていた!
2時間くらい話して、空が暗くなってきたのだが、J子が帰る気配はない。
なんとなく、まだオレに気があるのかななんて気付いてはいたが、どうやら間違いないようだ。
「東京に疲れたオレを癒して!」とJ子の胸に顔を埋めてみる。
「よしよし!元気なくなっちゃったの?可哀想に」などと昔のようにじゃれてくるJ子。
たまらなくなったオレはJ子にキスをし、胸を揉みながら押し倒した。
J子も抵抗無くそれを受け入れる。
「会いたかったよぉ!○○!」オレを見つめるJ子に興奮した。
正直、J子もオレに新しい彼女がいることを知っているはずだ。
それでも、オレを受け入れるJ子にたまらなくなってきた。
寮と言っても園長の持ち家で一軒家。
そこに同僚の純ちゃんと二人で住んでたんです。
二人は短大時代からのつきあいで仲が良かったんで、
結構上手くやってるみたいでした。
俺は純ちゃんとも仲が良かったので結構三人で遊びに逝ったりしてましたし、
当然ながら男子禁制の寮にこっそり泊まったりしてました。
優子と純ちゃんは普段から手をつないだりしてたし、
膝枕でテレビを見たりしてましたが、俺は特に不審には思いませんでした。
高校生の頃とかそんな女の子結構居ましたから。