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夜勤の仕事を終えたボクは駅へ向かっていた。
ふいに刺すように冷たい風が吹いてボクは思わず首をすくめる。もうすぐ始発電車が走り始める時刻。
疲れた足取りで駅の改札口へ向かっていると、ボクのすぐ脇を若い娘が追い越し通り過ぎていった。
冷たい空気を伝って甘い香りが鼻腔をくすぐる。その香りは繁華街に漂う淫猥な匂いを連想させた。
しかし、色白でほっそりとした娘の面差しは水商売を連想させるようなものではなかった。
理由はわからないが、何故かその娘が出勤でなく朝帰りなのだとボクは直感でわかっていた。
暗いガード下をくぐり抜ければ改札口。娘の後ろ姿を追う形でボクも自動改札へ向かい足を動かす。
ハンドバッグから定期券を取り出すのに手間取った様子の彼女にボクは追いついてしまった。
まだ乗降客は少ない時刻。娘に少し遅れて改札を抜けたボクは、彼女に続いて昇り階段を登り始めた。
のろのろと狭い階段を登る彼女の横を通り過ぎようとした時、ボクの前で娘の躰がバランスを失った。
「きゃ!」
倒れそうになった娘を支えようと思わず手を伸ばしたボクの鼻腔に彼女の甘い香りが押し寄せてきた。
俺は近道で公園を抜けて帰るんで、何してるのと声を掛けた。
話をすると怪訝そうに見ていたが、たまたまパトカーが通りがかった。
女の子はやばいかもと言いながら、おじさんどこか行こうと立ち上がった。
家に来るかと聞くと、いいのとうれしそうな顔した。道々、話を聞きながら家出し泊まる所ももないらしい。高校1年生でなかなかかわいらしい顔をしている。内心良い拾い物をしたと思った。バツイチで家だけは立派な一戸建てに住んでる俺は、悪い仲間2人にに良い拾い物をしたから遊びに来いとメールした。奴らが来るまでにまず1発やってしまおうと考えた。
俺は優しく話し彼女も少しうちとけ香織と名乗った。風呂にお湯を入れて先に入って来いと勧めた。昨日も風呂に入ってないらしく鼻歌交じりで入っていた。香織が上がるタイミングを見計らって俺も風呂に入って行った。彼女はびっくりして大きな声を出しやがった。一発しばきあげて無理矢理頭をつかんでしゃぶらせた。うぐうぐ言いながら口に含んだ。
東京に引っ越してしまった私の親友の家へ、夏休みを利用して遊びに行った時 長距離バスを利用したのです。
東京で遊ぶお金を残しておきたかったので、ちょっと時間がかかって嫌だったんですけど、長距離バスを選んだのです。
広島駅を夜の7時頃に出発するバスでした。
出発場所に着くと、もうすでに何人かが待っていて、私はその列の最後尾に並びました。しばらくしただ待っているのが 退屈になり、出発時間までまだ余裕があったので、近くのコンビニにジュースを 買いに行きました。
そのコンビニで、ジュースを選んでいると、ふいに後ろから誰かが話しかけてきたんです。
「あれぇ・・さっき東京行きのバスの列に並んでなかった?」
振りかえると、大学生っぽい男の人が立っていました。
結構爽やか系で、ちょっと好みだったかも。
「あ、はい」
ちょっと怪訝な顔しちゃったかもしれませんが、その人は気にもしないって感じで、明るいノリで話しかけてきました。
「東京に行くの?」
「はい、友達の家に・・」
「そっか、俺はあっちが実家でさ・・」
どうでもいいような会話をして、どうせやることないし、暇つぶしにはいいかって思って、しばらく会話を続けました。
乗車時間になって、いよいよバスに乗り込みます。
わたしの席は一番奥の窓際の席でした。
その他の席は、3列になっていて、1つ1つの席が独立していたのですが私の席は最後部だったためか、横いっぱいに席が繋がっていました。
わたしに話しかけてきた男の人は、バスの中央部に腰掛けたようでした。
バスが走り始めて、11時を回ったあたりで消灯時間になりました。
車内の明かりが一斉に消えて・・・
暗くなってから間もなくして、わたしは眠くなり、いつのまにか眠りに就いていました。
どのくらいしてからか覚えていませんが・・
なんとなく横に人の気配がしたんです。
でも眠くて目は開けませんでした。
しばらくすると・・・何か太腿に当たる感触がしました。
はじめは毛布がすれているのかなぁって思ったんですが、どうもそんな感触じゃないんです。
朦朧とした意識の中で・・・それが人の手の平だって気づいたんです。
大きな男の人の手?・・そんな感触でした。
なのに、目を開けることができなくて・・・ 恐怖とか、恥ずかしさとか、もしかしたら期待とかが入り混じった感じでした。
もう、かなり意識ははっきりしていたのですが、わたしは目を閉じたまま寝た振りを決め込みました。
でも、やっぱり怖い・・・止めさせるなら今しかない、そう自分に言い聞かせ、勇気を出して目を開けようとしたんです。でも、どうしても開けられなかったんです。
相手は、わたしが熟睡していると思ったのでしょうか・・
はじめは太腿の外側をさらさら触っていただけだったのですが、次第に内側に手を滑りこませてくるようになりました。
『あぁ どうしよう・・今日はスカートだし・・』
彼の指は、太腿の内側から、足の付け根の方にに伸びてきます。
ゆっくりゆっくり・・・
もう、ショーツのラインぎりぎりの所まで指が伸びてきました。